キムチのきもち

キムチのきもちになって考えてみよう

週報58 iPhone買い替え時のデータ移行の注意メモ

iPhone 11 Pro Max を、もう5年以上使い続けてきた。

しかし、

  • バッテリーが半日も持たない
  • アプリの使用中に落ちる
  • ブラウザを開くだけなのに動作がモッサリする

などなど、日常的な利用にストレスを感じる場面が増えてきて、スペックの低さをいよいよ無視できなくなってきた。

私は、普段遣いするデバイス類の性能は、電気・ガス・水道・ネットと同様に「インフラ」だと捉えるようにしている。

ヘビーユースするものであればあるほど、使用回数 x 操作時のストレスの総量が、日々積み重なる。

一日単位で見れば少し我慢すれば良いのだが、毎日それが積み重なると、やがてそれは無視できない損失となる。

というわけで、この度、iPhone16に乗り換えて、my new gear ... してきた。

旧iPhoneから新iPhoneへのデータ移行はケーブルが良い

さて、デバイスを買い替えたら、データ移行をまずやらなければならない。

最近は、iPhone同士を近づけるだけで、データ移行が立ち上がって、画面に従っていけば難なくデータ移行できる。

(引用元: 解決済み:iPhoneからiPhoneへのデータ移行が終わらない)

だが、ここで、データ移行が永遠に終わらない罠に陥ることが多い。

容量が256GB程度のiPhoneでも、データが100GB以上入っていると、データ移行がいつまで経っても終わらない。

「残り10時間」から永遠に終わらない。

寝る前に移行して朝起きても終わってない。

さっさと新しいiPhoneでサクサク軽快な操作をしたいのに、これでは困る。

色々調べた結果、iPhone同士をケーブルで繋いで実施すると、速く終わるというヒントを得た。

今回は、iPhone 11 Pro MaxからiPhone16への移行だったから、

USB-C to Lightningのケーブルをつかって、デバイス同士を繋いだ。

その状態で、iPhone同士を近づけて移行ウィザードを進めていった。

残り時間は2時間や3時間と表示されたが、しばらく放置してシャワーを浴びたり歯を磨いて帰ってきたりしたら、終わっていた。

ケーブルで繋いで移行すれば、古いiPhoneでiCloudバックアップを取っておく手間もない。

iPhone同士のデータ移行が永遠に終わらない場合には、ケーブルでiPhone同士を繋いで実施するというのが、やはり有効な手段なようだ。

次回のiPhone機種変更時には、思い出すようにしたい。

旧iPhoneのリセットはしばらくしないほうがいい

データ移行が完了すると、旧端末の方に、「リセットしますか?」的なポップアップが出てくる。

しかし、これは罠だ。

データ移行が完了しても、しばらくはリセットしないほうがいい。

具体的には、新しい方のiPhoneで、

  • Authenticatorなどの認証系アプリ
  • 仕事で使用しているチャットやメール系のアプリ
  • 各種ログインが必要なアプリ
  • 銀行やクレジットカードのワンタイムパスワードアプリ

が使用できる状態になるまでは、旧デバイスはリセットしてはいけない。

Authenticatorはログインの種類によっては、認証情報がデバイスに紐づいていて、新たに認証情報を登録し直す必要が出てくる。

特に、Microsoft系の認証アプリは、仕事で使用している人も多いと思うので、新しい端末でログイン確認できるまでは、古い端末をリセットせず残しておこう。

また、銀行やクレジットカードなどのワンタイムパスワードアプリも同様だ。

ネット銀行などでない限り、ワンタイムパスワードアプリはデバイスに紐づいてしまっている。

めんどくさいが、カスタマーサポートに電話して、ワンタイムパスワードのQRコードや登録コードなどを郵送してもらう必要もある。

今どきネットで完結しないなんてストレスの極みなのだが、そういう銀行を使用しているなら仕方がない。

旧端末をさっさと下取りやフリマアプリで処分したい気持ちを抑えて、新しい端末でワンタイムパスワードが使用できるようになるまで、我慢強く手続きを進めよう。